みなさん最近テレビや雑誌で「温活」と言う言葉をよく耳にしますよね、でも「温活」って何だかわかりますか?
「温活」とは健康を維持するために適正な体温まで基礎体温を上げる活動のことです。
基礎体温を上げることで、風邪をひきにくい体や、太りにくい体を作る効果があると言われているんです。
今回はその「温活」の中で特に注目度が高い生姜を使った「生姜温活」について調べていきたいと思います。
目次
生姜は体温を上げる?
一般的に体を温める成分として有名なのはショウガオールと言う成分なんですが、これは実は生の生姜にほとんど含まれていないそうなんです。
生姜にはジンゲロールと呼ばれる体を暖めてくれる成分が入っています。
ジンゲロールの働きは、体の深部にある熱を手足などの末端へ広げ、行き渡るようにしてくれます。
ところが手足に熱を回した分、体の深部の熱が奪われ、結果体温が下がるというメカニズムになっています。
これだと結果的に身体の芯から温まることはできませんよね?
ところが、生姜を加熱すると、このジンゲロールという成分は、ショウガオールという成分に変化するそうなんです。
この性質を利用して、ショウガオールを作り出すんです。
そのショウガオールこそが、「生姜温活」の正体で、瞬間的に温まる効果ではなくじんわりと体を温めてくれる効果があります。
では、このショウガオールを効果的に取るにはどうすれば良いのか?ですが、これは乾燥生姜を取ることが1番良いと言われています。
乾燥生姜はジンゲロールとショウガオールの両方のいいとこ取りをして全身を温めることができるそうなんです。
生姜はだいたい1日どのくらい摂れば良いか?ですが、
生姜の摂取量は1日10gが目安と言われています。
スライスなら6枚おろしたものなら小さじいっぱいほど。
生姜は免疫力も高める!
先ほどからご紹介している、ジンゲロールは生姜の辛味のもととなる成分の1つですが、これが、血液の流れを良くしてくれ、免疫力を高める効果、殺菌効果、吐き気や鎮痛効果が期待ができます。
生姜ドリンクレシピ
次に寒くなるこれからの季節、ショウガオールを積極的に取れるドリンクの作り方をご紹介します。
<生姜紅茶>
Tバックなどで紅茶を入れ、乾燥生姜スライスを入れる。粉末生姜を入れればさらに生姜の成分を簡単に合わすことなく摂取できます。
また、生姜紅茶は生姜の辛味が効いているので、黒砂糖や蜂蜜なので甘みをつけると飲みやすくなりますよ。
乾燥生姜のスライスや生姜の粉末を作るのが面倒な方は市販のものがありますからそれを使ってください。
<生姜蜂蜜レモンのホットドリンク>
作り方は簡単でカップにすりおろし生姜小さじ½、それと蜂蜜大さじ1を入れて混ぜます。
200mlのお湯を注いで伸ばします。
レモン汁を加えて混ぜ、レモンスライスを乗せたら完成です。
まとめ
いかがでしたか、だんだんと肌寒くなっていくこの季節にこそ「温活」を始めませんか?
食べ物でも豚の生姜焼きや豚汁、スープなど、生姜を摂取するのに効果的な食べ物もありますのでぜひ作ってみてください。
また、サプリなんかも最近は多く出ているようですよ。
特に女性は冷え性の方も多く美しく健康的に寒い冬を乗り越えるために生姜の力を十分に利用して冬の寒さを乗り越えましょう!